インプラント治療ができる人、できない人
皆さんこんにちは。
【TAKAHIRO DENTAL OFFICE】です。
患者さまのお口や体の状態によっては、インプラント治療が受けられないことがあります。
ただし、条件さえそろえば治療は受けられますし、今すぐは無理でも治療を受ければインプラント治療ができるようになることもあります。
では具体的にどんな時に、インプラント治療ができなくなるのか見ていきましょう。
骨の状態や体調などの条件が整っていない人はインプラント治療を受けることができません。
インプラント治療では、ドリルを使って顎の骨に穴を開け、インプラント体を埋め込む外科的な手術を行うので、手術を受けられる体調や状態が必要だからです。
具体的には、次のような方はインプラント治療を受ける時に注意が必要か、治療そのものが受けられません。
【インプラント治療に注意が必要なケース】
●高血圧症や心臓疾患等の循環器系疾患の方
●喘息などの呼吸器系疾患の方
●糖尿病や骨粗鬆症等の疾患、腎臓や肝臓の機能障害がある方
【インプラント治療が適さないケース】
●現在服用されている薬によって血が止まりにくいなど、インプラント治療に適さない
●インプラント埋入予定部位に充分な骨が存在しない
ただし、骨の状態を整えることで治療ができるようになることもあります。
顎の骨が薄かったり密度が低い方のために、骨の再生を促したり骨の移植を行うなどの処置を行っている歯科医院もあります。
そのため他の歯科医院で断られた方でも、インプラント治療が受けられるようになることがあります。
次のような方は、治療や生活習慣の見直しをすることでインプラント治療ができるようになります。
●歯周病の方
インプラントを長く使い続けるためには、歯周病を治療してからインプラント治療を受ける必要があります。
お口の中に歯周病菌が残っていると、インプラント周囲炎のリスクが上がり、せっかく入れたインプラントが維持しにくくなるからです。
●喫煙する方
タバコのニコチンや一酸化炭素やタールは、インプラントや歯肉に悪い影響を与えます。そのため、インプラントが骨とくっつきにくくなったり、インプラントが抜け落ちやすくなるのです。喫煙する方は禁煙に成功してから、インプラント治療に取り組みましょう。
当院では患者さまのお口の環境を整え、生活習慣を改善したからインプラント治療に進みます。インプラントを長くいい状態で使い続けられるように、治療後もサポートいたします。
インプラントを入れたい方、インプラントに興味をお持ちの方はまずはご来院ください。