むし歯の原因は？むし歯ができるしくみを知ってむし歯予防！
皆さんこんにちは。
八王子駅から徒歩4分の【TAKAHIRO DENTAL OFFICE】です。
「ちゃんと歯磨きしているのに、どうしてむし歯になるのだろう……」と思ったことはありませんか？
じつは、むし歯になるのにはいろいろな要因が関係しているのです。
むし歯になるしくみを知り、予防していきましょう。
甘いものを食べるとむし歯になるといったイメージがありませんか？
甘い食べものを食べたことが直接の原因ではなく、このような要素がお口の中で重なったときにむし歯になるといわれています。
- 細菌(ミュータンス菌)
- 歯の質
- 糖分
- 時間の経過
これらの要因が重なった時、どのようにむし歯になっていくのでしょうか。
私たちのお口の中にはたくさんの細菌が潜んでいます。
ミュータンス菌はその細菌の1つで、食べものの糖分をエサにネバネバの細菌のかたまりを作り出し、歯に付着します。
この細菌は、酸を産生し、長い時間歯に付着することで歯を溶かしていきます。
お口の中では、常に唾液がお口の中を中性にする働きをしていますが、長時間お口の中が酸性のままだと、唾液の働きが追いつかずむし歯になってしまうのです。
むし歯を予防するために、お口の中の細菌を減らし、歯を強くし、食べ物や飲み物の糖分に気をつけることが大切です。
1.丁寧な歯磨きとプロのクリーニングをしましょう
むし歯を予防するのに特に大切なことは、お口の中の細菌を減らすことです。
毛先の届かない部分には、フロスや歯間ブラシなどを併用するとより効果的です。
特に夜寝ている間は、唾液が少なくなるので、寝る前の歯磨きは特に意識するとよいでしょう。
定期的なプロのクリーニングでは、歯磨きでは落としきれない細菌の膜を専用の機械で取り除き、磨きにくい部分の磨き方や、フロスなどの使い方も丁寧に説明します。
毎日の丁寧な歯磨きの習慣の積み重ねと、プロのお掃除でより良いお口の環境を維持しましょう。
2.フッ素で歯の質を強くする
フッ素には、歯を強くし、初期の段階では歯の溶けた部分を戻す働きもあります。
最近の歯磨き粉はフッ素配合のものが多いですし、お子さんやむし歯リスクの高い方にはフッ素塗布を行なっています。
フッ素をうまく活用して、歯の質を強くしましょう。
3.ダラダラ食べを控える
お口の中が酸性に傾いた状態が長く続くと、歯を溶かし、むし歯になりやすくなります。
唾液の働きが十分に発揮できるよう、ダラダラ食べを控え、お子さんにはおやつの時間を決めるなどしましょう。
当院は、むし歯にさせないための予防やメンテナンスを継続して行える「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されています。
お子さんから、大人の方まで、お口の中のサポートをしていきますので、むし歯の予防やメンテナンスをしたい方は、お気軽にご相談ください。