むし歯が疑われる症状について
皆さんこんにちは。
【TAKAHIRO DENTAL OFFICE】です。
むし歯が疑われる症状といえば「歯痛」ですよね。
歯が痛いと感じたら、誰もがまずむし歯を疑うことかと思います。
けれどもむし歯には、それ以外にもいくつかの特徴的な症状が現れます。
それらを知っておくことで、「むし歯を自覚しやすくなる」ことでしょう。
そこで今夏は、むし歯が疑われる症状をわかりやすく解説します。
歯に痛みを感じる場合、むし歯以外にも「知覚過敏や歯周病、親知らずの病気」なども疑われます。
いずれにせよ何らかの異常が生じていることは確かなので、歯が痛いと感じたら速やかに歯科を受診しましょう。
その際、「痛みの種類や痛みが生じるタイミング」などもしっかり伝えることで、病気の原因が探りやすくなります。
むし歯が原因であれば、歯を削ってレジンを充填することで症状も改善されます。
歯の表面に穴があいている場合は、「ほぼ間違いなくむし歯」といえます。
私たちの歯は、エナメル質というとても硬い組織で覆われておりそう簡単に穴があくことはありません。
ただし、むし歯菌が産生する「酸には弱い傾向」にあります。
ですから、歯に穴があいている場合は、すぐにでも検査を受けて、適切な治療を受ける必要があります。
歯の表面の白いシミは、初期のむし歯の可能性が高いです。
専門的には「初期う蝕」と呼ばれるもので、まだ歯の表面に穴はあいていません。
「表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)」という特殊な減少が起こっているだけなので、歯を削らずフッ素を塗布することで治せる場合があります。
そのまま放置すると、やがては歯に穴があいてしまいますので要注意です。
このように、むし歯にもいろいろな症状がみられます。
その中でも初期のむし歯で気付くことができれば、大切な歯質を失わずに済むため、日ごろから歯の異常には敏感になっておきましょう。
当院の予防歯科まで定期的にご来院いただければ、そうした初期う蝕も見逃さずにしっかり発見することができますよ。