コラム|八王子市横山町で歯科をお探しの方は【TAKAHIRO DENTAL OFFICE (タカヒロデンタルオフィス) 】まで

診療時間
9:00~13:00
14:30~19:00

休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
※祝日がある週の木曜日は診療します

tel.042-644-0555

〒192-0081
東京都八王子市横山町3-11
モレラビル2F

  • 電話
  • 地図
  • メニュー

歯の根の治療の流れについて

皆さんこんにちは。

【TAKAHIRO DENTAL OFFICE】です。

歯の根の治療である根管治療は、「とても長い時間がかかる」というイメージはあっても、実際にどのような流れで進んでいくのかわかりにくいものですよね。

そこで今回は歯の根の治療の流れについてわかりやすく解説します。

 

歯の神経を取り除く

歯の根の治療ではまず、むし歯菌に侵された歯の神経を取り除かなければなりません。

専門的には「抜髄(ばつずい)」と呼ばれる処置で、血管も含めてきれいに抜き取ります。

その後、根管の長さを専用の機器を使って測定します。

根管の長さが正確に把握できれば、「根管への処置も安全」に行うことが可能となります。

 

歯の根のお掃除

歯の根の治療の主な目的は、「根管内の洗浄、消毒、滅菌」です。

根管内には、むし歯菌に侵された象牙質も含まれていますので、リーマーやファイルといった針のような器具を用いて、消毒を行いながら「ていねいにお掃除」していきます。

それはとても地道な作業となることから、歯の根の治療自体が長期間に及んでしまうのです。

 

歯の根に薬剤を詰める

根管内の消毒や滅菌が完了したら、「ガッタパーチャポイント」と呼ばれるゴムのような材料を殺菌作用のある薬剤とともに充填します。

これにて歯の根に対する治療は終了です。

その後は、通常の被せ物の治療と同じように、土台を築造して、クラウンなどを製作および装着します。

こうした歯の根の治療の途中の段階で治療を中断することは絶対におすすめできません。

歯の根の治療というのは、「被せ物を装着して初めて完結」するものであり、そのプロセスの途中で処置をやめてしまうと、むし歯の再発などさまざまなトラブルが生じてしまいます。

 

まとめ

このように、歯の根の治療は、一般的なむし歯治療よりもたくさんのプロセスを踏まなければ完結しません。

けれども、根管治療が成功すれば、かけがえのない天然歯を残すことが可能となるため、頑張って治療を終わらせる価値は十分あるといえます。

当院であれば、マイクロスコープを活用した精密根管治療が行えることから、治療の精度が高まることは、もちろん、治療期間も比較的短く済みますよ。